Share via email
Some fields are missing
send eMail

電磁式(EMF)

電磁式流量計(EMF)は、磁気誘導式流量計とも呼ばれ、長年にわたり、産業用アプリケーションにおける連続流量測定に導入されています。これらの製品は、導電率が 5 μS/cm 以上の液体に最適です。この値は、水中に溶解した粒子の量を1センチメートルあたりで示します。当社の流量計製品ラインナップでは、EMF流量計を「挿入型EMF」「インライン型EMF」をさまざまな仕様でご用意しております。

電磁式流量計はどのように機能するのでしょうか? 

電磁式流量測定は、ファラデーの電磁誘導の法則に基づいています。導電性液体が磁場を流れると、電極間に電流が誘導され、その電流から電圧を測定することができます。EMF流量計のコイルは流量方向と直交する磁場を生成します。流量速度が高いほど、誘導電圧も高くなります。 

この電圧信号は、内蔵エレクトロニクスにより、標準信号に変換されます(4~20 mA またはパルスなど)。

EMF流量計のメリット 

+ 計測管内に可動部品がないため、耐久性が高くほぼメンテナンスが不要 
+ 特に挿入型EMFにおいて、優れた価格性能比を実現 
+ 特にインライン型EMFにおいて、高い計測安定性を実現 ・フルボア型EMFにおいては、入口条件の影響を受けにくい

電磁式流量計の構造形式 

当社では、2種類の電磁式流量計をご用意しています。

インライン型EMF(フルボア)

インライン型EMF(フルボア)では、磁場がパイプの断面全体に及んでいます。この方法は非常に正確な結果を提供しますが、小口径から中口径のパイプにのみ適用可能です。

インライン型EMFについて
Full Bore EMF Working Principle

主な特徴

✓ 全流量プロファイルを活用することで高い精度を実現 
✓ 最大 DN2000(要相談)
✓ 導電率 5 μS/cm 以上の流体に対応

挿入型EMF

挿入型EMFでは、浸漬されたセンサから発生する磁場が流体の一部に伝達され、測定された電圧に基づいて流量が計算されます。フルボア型ほどの高精度には達しませんが、その分、取付が簡単で、大口径のパイプにも適しています。

挿入型EMFについて
Insertion Electromagnetic Flowmeter Working Principle

主な特徴

✓ 汚れた& 腐食性流体にも最適 
✓ 電磁式流量計(口径最大 DN400)
✓ 導電率 20 μS/cm 以上の流体に対応

電磁式流量計の主なアプリケーション分野について

EMF流量計は、たとえば下水処理施設における水や下水用の誘導式流量計として使用されており、その他の汚染された液体用の流量計としても使用されています。化学産業や製薬産業においても、EMF流量計は広く使用されています。また、食品・飲料製造業界では、シロップの計量などにも用いられています。

電磁式流量計を使用する際の注意点

電磁流量計センサを搭載した流量計の測定結果の信頼性は、以下の要因によって影響を受けます。

  • 測定対象の導電率:導電率が 5 μS/cm 未満の場合、EMF測定(磁気誘導式流量測定)は適していません。導電率が変動する場合、測定誤差が発生する可能性があります
  • 圧力条件:圧力低下はキャビテーションや気泡の発生を引き起こし、測定誤差を招く可能性があり、誘導式流量計を損傷する可能性があります
  • 流体と接触する部品の素材は、化学的および機械的な負荷に耐えられる必要があります