サーボ制御3/2方弁パイロット付きソレノイドバルブ
回転アーマチュア、または断路ダイヤフラム付きロッカーバルブをパイロットバルブとして用います。2方弁パイロットとの本質的な違いは、開放時に流体がパイロットから流入しない点です。これにより、制御穴が流体の汚れで詰まる恐れが少なくなります。加えて、ダイヤフラムが有害な影響からソレノイドアマーチュアを保護します。したがって、この機能原理(例:Type 142、Type 5282)は、主に汚れた流体やアグレッシブな流体を処理するアプリケーションに用いられます。
長所:
- ダイヤフラムに小さな制御穴がないため、流体の汚れに強い
- ソレノイドチャンバを断路ダイヤフラムで保護
- 開閉時にパイロットバルブを通過する流体の量が少なくてすむ
- 開放時にパイロットバルブを流れる流体がない!これは2方弁パイロットにとって大きなメリットです。
- 調整スプリングにより応答時間が調節可能
- パイロットを回転するだけで、NC機能とNO機能が使用可能
- 機能の信頼性が極めて高い
- 防爆機能の付いたタイプもあり
ダイヤフラム、3/2方弁パイロットソレノイドの付いた流体ごとのサーボ制御ソレノイドバルブ