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3/2方弁プランジャ型ソレノイドバルブ

直動式3/2方弁プランジャ型ソレノイドバルブ。入口Pは閉鎖、出口Aから戻し口Rに向かって排気(左)。入口Pは出口Aに対して開放(右)。

直動式3/2方弁プランジャ型ソレノイドバルブ(Types 6012、6014)には、3つのポートと2つのバルブシートがあります。交互にどちらかひとつのバルブシートが開閉します。

このバルブの回路特性は、ポートの「割り当て」、言い換えると、ポートと流体システムとの接合によって左右されます。回路特性C(NC)では、ポートP(図2参照)は供給源と接続しており、導管から圧力のかかった流体が流入します。ポートAは出口、ポートRは戻し口、あるいは通気口です。電源が切れると、円錐型スプリングがソレノイドコア(プランジャ)をバルブシート1に押し付け、供給部Pを遮断します。出口Aは戻し口Rにつながっています。電源を入れると、ソレノイドコアがソレノイドコイルに引き寄せられ、バルブシール2を載せたスプリングがバルブシート2を封鎖します。こうして、戻し口Rが閉鎖されます。プランジャが上方に移動したときにバルブシート1も開くため、流体がPからAに向かって流れます。回路特性D(NO)では、戻し口Rは通常閉鎖されています。