ネットワーク化された中和処理
信頼性の高いpH制御

ユーザーにとってのメリット
- pH制御をコントローラレベルへ直接統合
- ガラスを含まないpHプローブを使用した食品産業にも安全なpH測定
- 過充填と空運転保護の簡単な組み合わせと実装
多くの用途においては、強酸性または強塩基性の媒体は、品質の低下を招くか、またはシステムの効率を永続的に損なう可能性があるため、プロセス媒体のpH値を監視または調整する必要があります。pH補正はさらなる処理工程のための前提条件となることがしばしばあります。例えば、タンパク質はpH調節によって乳から採取でき、プロセス媒体を中和処理することで無害化することができます。
単独のサプライヤーが提供するpH制御システム全体を利用して、変動を必要に応じて解消(中和処理)することができます。
ネットワークに接続されたコンポーネントは過剰充填を防止し、補充規模を決定し、酸およびアルカリの正確な注入を行い、望ましい結果をもたらします。デジタル通信のおかげで、関連するすべてのプロセスパラメータを含む制御経路全体を制御システムに完全に統合することができます。
ユーザーシステムのためのコンポーネント
multiCELL 多機能表示計
Type 8619
- バックライト付きの大型ディスプレイ
- パネル組込式と壁掛け式(IP65/67)をラインナップ
- アナログ信号、トランジスタ出力に対応
- エナメル電極pHセンサType8201、導電率センサType8221との組み合わせに最適
- 1台で最大6チャンネルのセンサまで接続可能
Vibrating level switch
Type 8110
- For universal applications such as limit level detection or run-dry protection
- Installation without adjustment
- Minimal installation dimensions
- Available in IO-Link version
エナメル電極pHセンサ
Type 8201
- 140℃まで耐久(測定範囲温度は0~120℃)
- 計測範囲pH0~12(最大0.6MPa)
- プローブの機械的な強度は金属(鋼)と同等
- タンクへ溶接可能な溶接タブもご準備