フローサイトメトリーにおける媒体管理
試験管内診断でのサンプルや試薬を迅速、確実に分析できるようになります:Bürkertの媒体管理ソリューションは極めて高精度、連続的に作動します。

本製品のメリット
- 特に均一な流体室へのフローにより一貫したマントル流が可能
- 最適化された分析ソリューション
- コンポーネントの化学的耐性と優れた耐久性
これなら経済性と分析品質が両立します
分析結果を得るため血液検査の場合はしばしば流量血球計算法を応用しています。担体液が個々の細胞を微小なチャンネルに通し、ここでレーザー光線を受けます。非常に均一な流体室へのフローにより一貫した流量が可能になります。Bürkertバルブ(タイプ6724など)は液体フローをニーズに応じて柔軟かつ正確に制御します。
Bürkertの媒体管理によるメリット:
- 制御され、再現可能な閉じ方をするバルブが液体フローを必要量に応じて制御します
- 高精度切替時間と高精度再現性で正確な分析結果
- 小型かつ最大限のフローを発揮するバルブでラボの省スペース
- 高密度バルブで効率アップ
御社の付加価値:Bürkertのソリューションによる媒体管理
ラボでは経済的プレッシャーが大きいです — 高いサンプル処理能力をいかに確実にし、正確な検査結果をいかに保証すればよいでしょうか?Bürkertのシステムソリューションをご利用になると中断のない再現性が高い迅速な分析結果が確実になります:
✓ 連続分析
Bürkertのマイクロバルブはデューティサイクル100 %と非常に高く、連続運転でも熱くなりません。このため分析機器の利用度が高くなり、作業の経済性が増します。
✓ 迅速な分析
流量血球計算法での分析プロセスはBürkertの比例制御式、媒体分離型バルブなら加速できます。メリット:フロー速度を連続的に調整できます。サンプルの分析前後に処理能力を高めるため作業ペースを高められます。
✓ 省スペースでの作業が可能になる
バルブと様々な機能を一つのブロックに結合する — これで装置内の省スペースが実現します。こうしてコンパクトな分析機器を構成したり装置の機能範囲を拡張できるようになります。
次の例が付加価値増大を自明に示します:
実験機器1台が1時間当たり900個のサンプルを分析、つまり4秒おきに1サンプルを処理します。デューティサイクルがたった50 %なら、バルブはサンプル毎に少なくとも4秒一時間隔をおいてからでないと次のサンプルを分析できません。つまりサンプル毎に合計8秒も手間がかかることを意味します。
Bürkertバルブタイプ0127は加熱せず連続オンのまま操業できます。これに対して市販の同等品のデューティサイクルは短く、バルブ機能をフルに活用できなくなる不要な一時停止期間が発生することになります。
例:青 Bürkertバルブタイプ0127のデューティサイクルと市販同等品のデューティサイクル比較。
この例では同時間間隔にBürkertのバルブならサンプル900個を分析できる一方、市販同等品ではたったの450サンプルしか処理できません。
こちらで媒体管理のために合うコンポーネントが見つかります
フリッパー電磁弁(2方弁/3方弁)
- 幅が4.5mmと極薄設計の電磁弁(384wellプレートにも最適)
- 逆圧に強いフリッパー構造(逆流時は弁体がシートに押し付けられる構造)
- 開閉速度は0.005秒以下
- 独自の弁箱構造より2方弁と3方弁が同一外形に。マニホールド設計や省スペース設計に最適
- オリフィス: 0.4 mm(2方弁), 0.8mm(3方弁)
Whisper電磁弁TwinPower(2方弁/3方弁)
- 20dB(A)以下の静穏性、1W未満の省電力設計
- 開閉時間は3mSの高速切換え
- 独自の弁箱構造より2方弁と3方弁が同一外形に。マニホールド設計や省スペース設計に最適
- オリフィス: 0.8 mm, 1.2 mm
- 本体材質: PEEK / PPS
ロッカー電磁弁(2方弁/3方弁)
- 1993年から実績のある医療・分析機器向け電磁弁
- 流路内部は90度以下の鋭角を持たない構造であり、優れた洗浄性を実現。粘度のある流体に最適
- 医療・分析装置向け電磁弁より、流体にコイルの発熱が伝わるのを最小限に
- 独自の弁箱構造より2方弁と3方弁が同一外形に。マニホールド設計や省スペース設計に最適
- オリフィス: 1.5 mm, 1.6mm
各種用途に広がる当社の他のソリューション
試薬およびサンプル注入
分析ユニット
洗浄および廃棄物処理
個々のソリューション別に弊社のシステム本部所属アーマチャ専門家がアドバイスさせていただきます: