注入針の迅速で安全な洗浄
血液、血清、または尿の検査では、安全性が最重視されます。注入針を徹底的に、かつ迅速に洗浄するにはどうしたらよいでしょうか?Bürkertのシステムソリューションが、お客様のインビトロ分析機器の経済性を向上させる理由をお確かめください!

お客様のメリット
- 注入針の安全で迅速な洗浄
- 試薬および洗浄液の経済性を向上
- 化学耐性素材による長い耐用年数
- コンパクトでデッドスペースの少ない設計
- 高い密度と高い流量係数
清潔な注入針のみが正しい結果をもたらします
血液学でも臨床化学でも免疫学でも同じです。安全性と正確性は基本的な前提条件です。試験が終わるごとに、分析機器は使用済の注入針を徹底的に洗浄する必要があります。それと同時に、注入針の洗浄スピードが速ければ、それだけ多くの分析を1時間で実行できるという事実もあります。また、短時間で高い試料処理能力を発揮し、経済的に作業することが求められます。
注入針を一貫して節約しながら、迅速かつ安全に洗浄できる方法をお確かめください!
注入針の洗浄における課題トップ3
注入針の洗浄方法とは?
注入針は各注入プロセスが終わるごとに、中も外も徹底的に洗浄する必要があります。エアクッションにより、洗浄剤も媒体も注射器ポンプに達することはありません。すなわち汚れることがありません。

針を洗浄溶液に漬けて外から洗浄します。
針の中は針に洗浄剤をポンプでくみ上げて洗浄します。
Bürkertのシステムコンポーネントは非常に優れた構成のため、洗浄プロセスを加速することができます。
迅速な洗浄プロセスによる経済性の向上
Bürkertのソリューションは正確で迅速な試験結果をもたらします。当社のバルブは、高い流量を可能にし、極めて精密に切り替えるように設計されています。そのため、洗浄プロセスを加速しながら、洗浄品質も均一に維持することができます。その結果、一貫して経済性が向上します。

高い流量係数からメリットを得るには?
フロー係数は流量係数とも呼ばれます。これは開いたバルブを通り、液体や気体が一定時間に流れることができる算出量を示します。
試料処理能力の向上:フロー係数が高ければ高いほど、同じ時間内に、より多くの媒体を開いたバルブから流すことができます。またそのプロセスが速ければ、それだけシステムの経済性は向上します。
費用の節約:フロー係数が高ければ、バルブを通じて液体や気体を流すための、圧力低下の必要性が減少します。そのためポンプ、およびコンプレッサを削減、または縮小することができ、それによって費用を節約できます。
当社のソリューションは安全性の向上に貢献します
注入針の経済的な洗浄
迅速な洗浄と、試料処理能力向上の達成を実現するため、Bürkertのシステムコンポーネントを最適化しました。ぜひ当社をご利用ください!
分析機器が1時間に2400件の試験を実行すると仮定します。その場合洗浄を含む各サイクルの所要時間は1.5秒です。Bürkertのバルブはより高い流量係数を備えているため、最大20パーセントまで洗浄スピードが上がります。これは例えばひとつのサイクルが1.5秒ではなくわずか1.2秒となる計算です。Bürkertのバルブでは、1時間につきさらに600件の試験と洗浄サイクルを余分に実現できると推定されます。その結果、試料処理能力と効率性の向上につながります。
従来のソリューション Bürkertのシステムソリューション

お客様の洗浄用途に適した製品
Whisper電磁弁TwinPower(2方弁/3方弁)
- 20dB(A)以下の静穏性、1W未満の省電力設計
- 開閉時間は3mSの高速切換え
- 独自の弁箱構造より2方弁と3方弁が同一外形に。マニホールド設計や省スペース設計に最適
- オリフィス: 0.8 mm, 1.2 mm
- 本体材質: PEEK / PPS
ロッカー電磁弁(2方弁/3方弁)
- 1993年から実績のある医療・分析機器向け電磁弁
- 流路内部は90度以下の鋭角を持たない構造であり、優れた洗浄性を実現。粘度のある流体に最適
- 医療・分析装置向け電磁弁より、流体にコイルの発熱が伝わるのを最小限に
- 独自の弁箱構造より2方弁と3方弁が同一外形に。マニホールド設計や省スペース設計に最適
- オリフィス: 1.5 mm, 1.6mm
直動式2方電磁弁
- 流体温度範囲は-10~100℃
- オリフィスサイズはDN1.2~2.4
- 省スペースに設置可能なマニフォールド仕様もご準備
- 直流/交流向けのコイルをご準備
- Type6011は2方弁です。同機種の3方弁はType6012となります。
注入針をより速く経済的に洗浄したいとお考えですか?当社にご連絡ください!