中央自動化
自社製品の品質を確保すると同時に、生産性を高めたいとお考えですか?現在のシステムを中央自動化にすることで、生産性、安全性がいかに向上するかをご実感ください!

ユーザーにとってのメリット
- すべてを一箇所に集中
- 腐食や不正アクセスからの保護
- 最大の操業安全性のための実証済みの技術
- 個別のソリューションを可能にするモジュール構成
中央自動化は制御と情報を一箇所にまとめます。制御を一室、またはキャビネットで集中管理することにより、技術を安全かつ確実に適用することができます。これは特に、プロセスに近接して、非常に厳しい条件と最高の操作安全性が求められる場面に適しています。
実証済の技術と、キャビネット、バルブマニフォールド、通信モジュールからプロセスバルブまで、相互に調和したコンポーネントにより、最速でコミッショニングを可能にします。
システムの中央制御で安全性を向上
生産中になんらかの障害が生じた場合、迅速な対応が必要となります。それは栄養食品や嗜好品の製造でも、医薬品の製造でも同じです。製品の品質はいつでも保証されなければなりません。汚染されたバッチは消費者の安全のために廃棄処分される必要があります。一方でシステムの停止をできるかぎり短時間に抑えることが求められます。この観点から、計画可能なメンテナンスはねらいを定めたプロセス監視と同じくらい重要となります。
中央自動化については、長年の経験を持つBürkertにお任せください。お客様とともに、お客様の生産をより効率的に、安全に構成します。
現場における典型的な課題
- システムの迅速な稼働。システムのメンテナンスを素早く行えれば、それだけ停止時間は短くなります。例えば、新しい機器を電子的に構成できれば、貴重な時間の節約になります。
- 生産性の向上。システムは毎日24時間作動可能でなければなりません。停止時間や故障を回避するため、プロセスを最適に監視し、必要に応じて素早く診断を作成する必要があります。
- 製品品質の確保。製品品質はいつでも保証されなければなりません。プロセスは正確で再生可能でなければならず、連続して監視する必要があります。
中央自動化の検討が有益となる場面とは?
- 空圧式制御を集中化したいとお考えの場合。
- 飲料、食品、医薬品の製造に携わっている場合。
- 生産環境が厳しく定期的な洗浄が必要な場合。
- システムへのアクセス制限を設けたいとお考えの場合。
一歩先を行くBürkertのバルブマニフォールドの安全性
システムの空圧機能を自動化しましょう。ビュルケルトのバルブマニフォールドなら、ひとつの中央キャビネットで可能です。バルブマニフォールドを通じてシングルバルブをひとつにまとめてプロセス制御します。
中央制御には様々なメリットがあります。
- 機器および操作コマンドレベルに搭載された診断機能により、早期にエラーを検知します。
- 生産プロセスをより安全かつ効率的に構成します。

- バルブ開
- バルブ閉
- 出力上限に到達
- 出力下限に到達
- 要交換
- ワイヤ破断/短絡
ユーザーインターフェースの「メッセージ」の視覚化
中央自動化の外観
すべてを一箇所に集結。大型キャビネットのバルブマニフォールド
実証済の技術と、キャビネット、バルブマニフォールド、通信モジュールからCLASSICバルブまで、相互に調和したコンポーネント
お伝えしたい5つのメリット

通信接続が中断された場合、サークルに属する機器にはすべて代替通信方法が供給されます。最大200ミリ秒の切替時間。
Siemensエレクトロニクスを備えたBürkertのバルブマニフォールドは、2つのインターフェースモジュールによって2つのコンピュータに接続することができます。ケーブル破断が生じたりモジュールが故障した場合、2つ目のPROFINETネットワークが使用されます。
Bürkertによる中央制御のメリットケーブル破断時でも停止時間なく生産を継続できます。
中央制御で効率的な生産
システムが毎日24時間作動できるよう、エラーが生じた場合も中央制御で正確かつ迅速に特定します。システム全体をオフにする代わりにたったひとつのモジュールを遮断するだけでよいため、費用も時間も節約できます。同時にBürkertのシステムソリューションにより、いつでも確実な生産品質が保証されます。
1.システム使用可能性の向上
停止時間が少なければ、生産性は向上します。中央自動化により、システムの使用可能性を有効に制御できます。内蔵の診断機能で、磨耗を予測したりエラーを迅速に検知できるため、メンテナンス作業を前もって計画することができます。
安全性機能のないシステム使用可能性:予定外のメンテナンス時間とそれに伴う停止時間が発生します。
追加安全機能により障害のない通信が可能です。
2.背圧バルブによる費用の節約
安全で無傷な最終製品の製造はどの産業でも重要です。ほんのわずかな混合でも、バッチすべてを廃棄処理しなければならない場合もあります。Bürkertのバルブマニフォールドに取り付けられている背圧バルブは、不合格品のない確実な生産を可能にします。これは、故障時に直ちに十分な排気が行われないと、動圧でバルブが突然開いて、製品が不適切な物質と混合する場合があるためです。
算出例:
医薬品製造においては、媒体はろ過されるだけではなく、クロマトグラフィープロセスなどによっても、慎重に分離されます。
故障が発生し、クロマトグラフィー最終製品を保護する背圧バルブがバルブマニフォールドに取り付けられていない場合、膨大な財政的損失につながりかねません。これに対し、BürkertのRoboluxバルブ・タイプ2036には、背圧バルブが標準装備で取り付けられています。
納得されたものの、生産現場の特別な要件についてさらに当社にご相談がおありですか?お気軽にお問い合わせください!
中央自動化の実際
当社の多くのお客様が、すでに中央キャビネットをシステムに取り入れ、実際にご利用になっています。このお客様レポートでは、Bürkertの中央自動化によって、いかに効率的かつ均一な生産が保証されるかをご確認いただけます。
WEIHENSTEPHAN(ヴァインシュテファン)醸造プロセスの自動化に成功
醸造および食品品質のための研究センター・ヴァインシュテファンの試験醸造所では、醸造マイスターが自身のPCですべてを制御できるよう自動化されました。醸造プロセス全体が追跡可能となり、効率性が向上しました。
醸造プロセスのための自動化ソリューションの詳細をご覧ください。
DANONE(ダノン)ヨーグルトとデザートの生産をより安全に
食品生産において、定期的な新しい安全対策措置を導入しています。ダノンはオクセンフルトの工場に自動化システムをいとも簡単に取り付けることができました。Bürkertの新しいバルブタイプで、安全指向の遮断が可能となりました。
FRIESLANDCAMPINA(フリースランド・カンピーナ)衛生環境での生産を自動化
現代的な乳製品工場のフリースランド・カンピーナは、高い衛生条件が求められる分野での生産をいかに自動化できるかを示しています。HDキャビネットに取り付けられたBürkertの「AirLINE Quick」により、システムでの洗浄が簡単になるだけでなく、費用も削減できます。
衛生環境のための自動化ソリューションの詳細をご覧ください。
WASSERWERKE EVERSWINKEL(エヴェルスヴィンケル水処理施設)飲料水処理
エヴェルスヴィンケル水処理施設は、飲料水処理における酸化用空気の注入を自動化しました。こうすることで飲料水の処理を再生可能にし、効率が向上しました。
飲料水処理のための自動化ソリューションの詳細をご覧ください。