ダイヤフラムの連続モニタリングにより最高水準の水質を実現
安全な飲料水のための完全自動サンプリング—プフォルツハイム市との協働プロジェクト
全自動サンプリングのメリット!
- 安全性の高いプロセス:このモニタリングソリューションでは、個々のフィルターモジュールの機能を完全に自動モニタリングし、小さな漏水も早期に検出可能です。
- 時間およびコストの削減:この完全なシステムによって、時間のかかる手作業によるサンプリングが不要となります。
- 運用信頼性の向上:導電率・濁度・pH値・塩素含有量などのパラメータに設定された制限値を超えると自動的に警告を発します。
- すべてが揃ったシステム:必要なハードウェアとソフトウェアがすべて揃った完全なシステムです。
水は私たちの命の源であり、水質は将来にわたって守らなければなりません。飲料水処理用の逆浸透膜システムやナノフィルターシステムでは、高性能フィルターダイヤフラムが微生物・粒子・塩分の除去といった、複数の重要なタスクを同時に処理しています。そのような機能を安全にモニタリングすることは、高い水質と確実な運用のために不可欠です。
プフォルツハイム市公益事業局は、フリードリヒスベルク上水道の新しい逆浸透膜プラントに、拡張性と柔軟性に優れた透過水モニタリングシステムを採用しています。このシステムは、わずかな漏水やダイヤフラムの破断も最短時間で検出・記録・報告することが可能です。これにより、常に衛生的な飲料水が確保されるだけでなく、システムオペレーターにとって負担となる手動サンプリングを行う必要がなくなります。
各圧力パイプにおけるダイヤフラムの完全性についての情報を提供するトレンドレポートは、各パイプに対して個別に作成可能です。この機能により、問題箇所を迅速に特定・修正することができ、予定外のプラント停止を回避できます。
プフォルツハイム上水道の逆浸透システム
逆浸透膜または逆浸透法は、液体に溶けている物質を濃縮するための物理的プロセスであり、圧力を使って自然浸透のプロセスを逆転させるものです。
プフォルツハイム上水道の逆浸透膜プラントは、2つのラインで構成されており、それぞれに長さ1 mのフィルターモジュールが20個設置されており、その中に巻状のダイヤフラムが装備されています。透過水80%、濃縮水20%で、1時間あたり約300 m³の脱塩・精製水を生産し、常に望まれる飲料水品質を実現します。
ろ過プロセスで重要なことは、巻状のダイヤフラム、コネクター、シーリングが適切に機能していることです。それらの機能が損なわれると、迅速に対応する必要があります。これは、ダイヤフラムの破損により、不要な物質が飲料水に混入する恐れがあるためです。
時間を要する透過水の手動測定
導電率の測定は、原則として透過水回収ラインにおいて継続的にオンラインで行います。透過水による漏水の「希釈」は非常に高いため、欠陥の検出は非常に遅くなります。さらに、圧力パイプを手動測定で定期的に検査し、値を電子データ処理システムに手入力してから、ダイヤフラムのステータスを評価することになります。これは、現場のシステムオペレータにとって大きな負担となります。
透過水モニタリングシステム:ダイヤフラム破損の早期発見による安全性の向上
そこでプフォルツハイム市公益事業局は、水質・飲料水品質・水技術について幅広く見識を持つカールスルーエ水技術センター(TZW)の推薦により、新しい飲料水処理プラント用に、Bürkertの透過水モニタリングシステムの採用を決定しました。
従来の透過水収集ラインでの測定に代わり、このモニタリングソリューションでは個々のフィルターモジュールの機能を完全に自動モニタリングし、これまで検出できなかった、もしくは検出に時間のかかっていたわずかな漏水も検出できるようになったのです。このシステムは、必要なハードウェアとソフトウェアが一体となったものです。
システムの可用性が高い一方で、検査およびメンテナンスのコストが低く、短期・中期・長期のコストを節約できるため、意義のある投資となります。
予測可能なステータス評価に向けた連続的なプラントモニタリング
透過水モニタリングシステムは、逆浸透膜システムの40本の圧力パイプから順次検査水を採取し、自動的に分析します。圧力パイプの検査中、次に測定する検査水パイプはあらかじめ洗浄済みとなっています。これにより無駄時間をなくし、水の消費量を最小限に抑え、飲料水の品質をほぼ継続的にモニタリングすることが可能です。当システムは、特に導電率・濁度・pH値・塩素含有量などのパラメータを測定し、設定された制限値を超えた場合に警告を発します。すべての測定データが記録されているため、トレンド分析を利用してダイヤフラムの破裂を早期に検出することもできます。
設置や上位制御システムとの統合が簡単
配電盤ユニットがあらかじめ組み立てられており、インターフェースも定義済みであるため、Bürkertオンライン分析システムの設置はきわめて短時間で完了します。あらゆる標準インターフェースを利用して、プラント固有の通信システムに統合できます。プフォルツハイムにおける透過水モニタリングシステムは、PROFINETインターフェースを介して飲料水処理プラントの上位レベルのコントローラと通信します。これにより、担当者は常にフィルターモジュールのステータスを把握することが可能です。
透過水モニターシステムは、マニフォールド タイプ 8640を採用しています。そのため拡張性が高く、1台の配電盤ユニットで、小規模なシステムから最大200本の圧力パイプをモニタリングするような大規模なシステムにまで対応できます。
予防保全によるランニングコスト削減
また、このソリューションは実際の運用で実証されています。ろ過フィルターの機能低下に対して、より迅速に対応できるようになった事実は、水道の専門家にも認められています。手動サンプリングや電子データ処理システムへの入力といった手間も完全に取り払われました。また、新しい透過水モニタリングシステムなら、漏水発生時の長時間にわたるトラブルシューティングも不要です。
空気圧用モジュール式バルブターミナル
- コンパクト構造
- モジュール式構造
- AirLINE Quickが装備された制御キャビネット内のより高度な柔軟性
- バルブの容易な交換(運転中でもP遮断可のオプション)
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