FLOWave：食用油の添加

食品を生産する上で、衛生面は非常に重要な役割を担っています。これは特に離乳食に当てはまります。

正確に必要な量を流すためには、センサーとバルブが一体となって動作する必要があります。

 
磁気誘導流量計（MIF）は、基本的に以下において除外されます。MIF測定において、オイルの多くは電気伝導率が不十分です。

 
機械的な測定技術は、食品業界の衛生基準に合致していません。

 
コリオリ式マスフローメータ―は導入費用が高く、その大きさや重さのため扱いにくいという難点があります。従来の形態では、エネルギー効率もあまりよくありません。パイプのテーパーがあるため、高いポンプ容量が必要です。

FLOWaveは、媒体の導電率に関係なく、測定値の0,4%の精度で体積流量を測定します。温度公差は1℃未満です。

FLOWaveはステンレス製のチューブで構成されています。媒体に接触するセンサーを必要としないため、完全に衛生的な状態で流量を測定することができます。これは、以下のようなさまざまな証明書によって確認されています。ASME BPE、3A、EHEDG

FLOWaveユニットは、ビュルケルト社独自のEDIPデバイスプラットフォームを採用しています。これにより、デバイスの取り扱いおよび既存のフィールドバスシステムへの統合が容易になります。EDIPはインダストリー4.0のための弊社の取り組みです。

コンパクトで軽量な流量計は、あらゆるシステムに適合し、設置も容易です。FLOWave のユニットは、高さわずか2インチ、重さ3,4kgです。比較：2インチのコリオリシステムは、70kgの重量です。

FLOWaveは密度係数を測定するため、液体の変化を非常に速く検出することができます。これにより、生産工程の分離が容易になり、工場の生産性を向上させることができます。

高解像度の2,4インチディスプレイにより、直感的でグラフィックなユーザーガイダンスを備えた柔軟な操作が可能です。測定値の名称は自由に設定できます。また、1～4個までの測定値、トレンドカーブ、パラメータ設定用インターフェースの表示もオプションで可能です。また、WLANモジュールにより、Webブラウザを使って測定パラメータにリモートアクセスすることもできます。これは、プロセス内のアクセスできない場所に設置された FLOWave に対して有効です。

FLOWaveは音響透過係数を測定します。これにより、液体中の気泡や粒子、固形物の検出が可能です。定義されたプロセスパラメータを超過していたり、到達していない場合は迅速に介入できます。